製作事例
パワステモータ用フレーム
残留油分管理、異物管理
(φ90×35、アルミダイカスト)
【パワステモータ用フレームの製作】
「残留油分、異物、高精度、そして自動化!」
現在では普通となったパワーステアリングは、ハンドルの回転を補助する機構で、これにより軽い力でハンドルを回すことができます。
その補助するモータと基盤が組付く部品です。
この製品は異物管理と残留油分がかなり厳しく、なおかつ高精度な部品です。
基盤が組付くため、微細な異物であっても許されません。基盤に落下することでショートしてしまい、即、運転機能に支障が生じてしまいます。
加工においては、旋盤、マシニングを組み合わせています。寸法検査を自動化し、人の手を介した油分付着を防止しています。さらに洗浄の強化により、異物を付着させない工程としています。
今後、自動運転化、電動化が進むにつれて、残留油分や異物に関する要求はさらに厳しくなっていきます。
当社では、残留油分や異物に対して、お客様の要求を満足する工程設計、検査体制、品質保証体制を有しています。
量産製作に関するご相談、ご質問などお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。