製作事例
インバータ部品
薄肉形状
(300×190×90、アルミダイカスト)
【FCV用のインバータケースの製作】
薄肉加工技術を次世代製品へ活かす!
写真はFCV用のインバーターケースになります。
ハイブリッド車や電気自動車のモーターは交流で動きます。バッテリーから供給される電気は直流ですので、直流を交流に変換するインバータが必要です。
インバーターケースには、様々な部品が組付きます。大型であるにも関わらず、百分台の寸法が設定されています。ブロック材をマシニングセンタで加工すれば問題無い寸法ですが、元がダイカスト鋳造品となると、鋳造品が元々持っている歪み、残留応力、公差を考慮して精度よく加工する技術が必要です。
当社は半世紀近い期間、オルタネータという薄肉製品を加工しています。そこで得られた歪ませない加工ノウハウ、技術をもっています。
SDGsや、カーボンニュートラルなど「環境配慮型」の製品が求められる現在、電動車は今後さらにシェアを拡大していきます。
それに伴い、インバータの需要もさらに拡大していきます。
当社では、過去より試作品の製作も手掛けており、試作から量産までの一貫対応が可能です。
試作、量産製作に関するご相談、ご質問などお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。